土地価格相場を理解しておく
自宅を売却する理由はオーナー様個々にいろいろな理由があります。
現在の自宅はどの位の価格で売れるのかお考えになった事はありますか?
査定業者に査定してもらえばいいと思うかもしれませんが、その業者をどの位信用出来るか不安になる事も。。。
査定業者に査定に出す前に、どの位の相場なのかを大まかに掴んでおく事が自宅売却を有利に進める結果を生むかもしれません。
では、実際に価格の調査をしてみましょう!
土地の価格相場算出に必要な情報
土地の価格はどの様に調べればよいのでしょう?
土地の価格査定をする場合に必要になる情報があります。
・路線価
・公示地価
上記二つを用いて土地の価格を算出していきます。
路線価とは「相続税路線価」と言い、毎年1月1日を基準日とし、土地の接している道路に価格が設定され、それに応じて算出していきます。
公示地価とは、全国各地に標準地というものがあり1㎡あたりの価格を表したものになります。
路線価を使った価格調査
路線価を知る方法は、国税庁のインターネットサイトを閲覧する事で調査する事が出来ます。インターネットが利用できない環境や扱いに慣れていない場合などは、市区町村役所(課税課)にて参照する事も出来ます。
路線価とは相続税路線価と言われる位なので、相続税や贈与税の基礎価格となるものです。後述します、公示価格の80%で算出されていますので対象土地のピンポイントに近い形で公示価格を算出する事が出来ます。
路線価図の見方はこちらを参照下さい。
公示価格を使った価格調査
公示価格を知る方法は、国土交通省のインターネットサイトを閲覧する事で、調査する事が出来ます。インターネットが利用できない環境や扱いに慣れていない場合などは、市区町村役所(土地利用調整課、行政資料コーナー)にて参照する事も出来ます。
公示価格は土地取引の指標となるもので、付近の基準地より対象土地の1㎡あたりの標準取引額を算出します。最寄りの基準地より算出する為立地環境等が正確に反映できない為、路線価と合わせて金額を算出する事でより実際の取引額に近い価格を知る事が出来ます。
図の確認方法・見方はこちらをご確認ください。
実勢価格
さここまで調べる事が出来たら大体の土地の相場感が見えてきたと思います。
では、実際にどの位の価格で取引されているのか。
こちらは、国土交通省 土地総合情報システム 不動産取引価格情報検索で検索をする事である程度に絞り込む事が出来ます。
但し、こちらは実勢価格を知る事が出来るものではありますが、路線価・公示価格と違い、どの情報が対象土地に類似したものなのか?立地条件を考慮すると金額を上げてもいいのか?等を判断する事が難しい部分であり、査定業者に依頼する最大のメリットになる所になります。
まとめ
いかがでしたでしょうか?売却査定はこの様な段階を踏んで、極力正確・公正な価格を算出しております。先述致しましたが、実勢価格を御自身で算定するのはかなり困難ではありますので、査定依頼をされる前に大体の相場感を身に着けておくと、有利に進められるかもしれませんよ(^^)
また弊社では、物件の価格査定調査(根拠資料をご用意)、売買の斡旋・御紹介をさせていただいております、価格査定・物件の売買仲介なら、ぴースまでお気軽にお問い合わせください。
新築物件・中古物件(中古物件の一部物件を除く)・賃貸物件の仲介手数料無料で御紹介させていただいております、また、ホームページに載っていない物件でもお取り扱い可能ですので、川口市・さいたま市・春日部市で新築・中古物件・賃貸を探すなら、ぴースまでお気軽にお問い合わせください。