新築物件を購入するメリットは何ですか?
これは新築と中古の対比で購入の際に、まずどちらかを選ぶ場面から入られるかと思います。新築しか買うつもりはないって方も多いと思いますが。中古と新築にはこういった部分が違うんだ、という事をよく理解されてからご購入の検討に入るのがベストなのではないかと思います。
まず、不動産広告やネットの情報などをご覧の方は、広告が持つ特有の売り出し文句、設備、結局この物件は何がいいのか?というところを考える前に価格を見る、手が出そうなら物件を検討するという順序になっているかと思います。お問い合わせを頂くお客様はある程度予算の範囲、物件の位置をお考えの方が多く、少し距離が離れてもこの予算でという方が多数様いらっしゃいます。
では、中古で購入後リノベーションをするという選択はいかがでしょうか?この一点については、お客様によって反応の違う部分で、住宅をある程度安価で購入し、内装を自分の好きなように作り替える、可能な限り間取りを調整してみたり、壁紙、床材、水回りまですべて変更する、これで内装はほぼ新築となり新築同等の金額を住宅ローンに組み込む形になります。
新築物件の定義は、竣工1年未満で未入居である事です。服や車と同じで未使用である事を定義しています。中古でなく新築にこだわる最大の部分はここに尽きるのではないでしょうか?
新築物件を購入するメリット税制優遇について
先述致しました、新築購入のメリット未入居が最大のメリットとお話致しましたが、中古物件と違い税制優遇メリットも御座います。
住宅を購入・取得する際は各場面で税金が課せられる事はご存知でしょうか?
物件購入時には、印紙税・消費税・登録免許税・不動産取得税が課せられます。
その後物件所有を始めると、固定資産税がかかります。
では、新築物件にはどの様な税制優遇が存在するんでしょうか?
税制優遇①
登録免許税:これは土地建物両方に所有権を設定する際に納める税金で、新築の場合建物登記の際中古の半分の税金で登記することが可能となります。
税制優遇②
不動産取得税:これは不動産を取得した際に、物件に所有権が設定された後、数ヶ月後に納めなければならない税金で、建物分の固定資産税評価額から1,200万円が控除されてそれ以外の部分に税金が課されます。
中古の場合は築年数に応じて控除金額が設定されます。(条件付)
税制優遇③
固定資産税:これは不動産を所有されている方に毎年課される税金で、新築戸建では3年間、マンションでは5年間固定資産税の軽減措置があります。
中古にはこれはありません。
新築を購入して、税金について大きく変わってくる部分ですね。
新築物件を購入するメリット10年間瑕疵担保責任
新築購入で、これは欠かせないメリットですね。
建築・販売事業者はその建物に10年間の瑕疵担保をする義務があります。
瑕疵担保とは、建物の主要構造部分に瑕疵(欠点)があった場合それを担保(補う・保証)しなければなりません。
建物すべてに対する補償ではありませんが、新築において安心な部分となります。
まとめ
いかがでしょうか?新築・中古どちらがいいか迷いますよね☺
やはり未入居であること、税金面、保証等々新築には、中古では味わえない魅力が数多くあるのではないでしょうか?
御検討の材料になりますよう記述させていただきました。
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