賃貸物件を借りる際に契約形態として、「普通賃貸借契約」と「定期借家契約」があるのをご存知でしょうか?
普通賃貸借契約は一般的に契約される契約形態なので分かりやすいと思いますが、定期借家契約とはどんな契約形態でどんなメリット・デメリットがあるのでしょうか?
定期借家契約とは?
定期借家契約とは契約で定めた期間が満了を迎えると更新されずに契約が終了する契約を言い、契約期間は1年未満でもよく、契約時に契約の更新はない旨を不動産業者より伝えられます。
では、契約が満了したら必ず出ていかなければならないのか?必ずしもそうではありません。
普通賃貸借契約では、通常2年契約とされ借主側からの解約の意思がない場合は契約は更新されます。ですが定期借家契約では再契約ということになり一度契約を終了させる効力があります。
契約を一度終了させる事で、貸主側からの事情での解約ができる事と同じ効果を作り出す事が出来ます。
また、定期借家契約の募集広告には契約満了の際はどうなるのかが記載されており、契約可能と記載されている場合はその後に貸主側の事情に変化がなければ再契約はできると思われますが、始めから再契約不可となっている場合があるので注意するようにしましょう。また再契約には通常の更新と同じように、再契約金が発生しますのでこちらも契約の際に確認するようにしましょう。
定期借家契約メリット
これは定期借家契約にメリットないなぁ…と思われましたでしょうか?(^^
実はそうとも言えませんよー!
確かに再契約が出来ないと出ていかなければいけない事はかなりのデメリットですよね。。先の事などわからないし。
ですが、借主様がそう考えるところにメリットが出てきます。というのも借りたくないなと思う物件は家賃や初期費用が少なく済む可能性が高いからです。
皆様が借りたくないと思うということは、物件に空き室が多くなるということで、そうなると貸主側は家賃を周辺相場より安く設定することで穴埋めしようと努力します。
この物件がこの家賃?!という物件が見つかるかもしれませんよ(^^)/
また、更新ではなく再契約とすることで、そのマンションやアパートの入居者様がモラルの高いしっかりとした方のみ住む事となり、住環境は格段に良くなる可能性が高い物件といえるでしょう。
まとめ
定期借家契約はぱっと見ですと、なんかややこしそうで再契約できなかったらどうしようと考えてしまいがちですが、デメリットばかりではないと思っていただけたのではないでしょうか?
短期で住む場合は特に使える制度ですし、長期の場合もいい物件を安く借りれるチャンスと捉えるようにしてみると希望の物件に近づけるかもしれませんよ(^^♪
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