購入費用で比較
新築物件を購入する価格と中古物件を購入する価格はどこが違うんでしょう?建物本体の価格が違うのはもちろんの事、税金や購入時にかかる諸費用についても違ってきます。
建物本体価格で判断していませんか?どの様に違うのか比較で見て判断材料にしてみましょう!
物件価格
中古物件を御検討されるには物件価格を考えなければ、始まりません。実際のところ物件価格はどの位違うのでしょう?
中古物件価格は築年数で大きく変わってきます。
一般的には、築年数は5年未満、10年未満、20年未満と価格帯が変わってくるところとなり、どの位迄の築年数御予算的に妥当なのかを量る事ができます。
同地域、同規模の物件の場合は利用状況にもよりますが新築と比べて、5年未満の場合約300万円、10年未満の場合約800万円、20年未満の場合約1,300万円程度の差が出ます。
新築戸建から徐々に価値が目減りしていきこの位の価格に落ち着きますが、中古戸建を物件価格で購入するメリットと言える部分にまでなるのは、築11年超の物件なのかもしれません。またその内部、内装なども建物自体と一緒に目減りする事になるので注意が必要です。(大幅リフォームが必要になる)
諸費用
新築購入時の諸費用については、前回のコラムにて詳しく説明させていただきました。
ここでは主に新築と中古で違う部分を、御説明させていただきます。
・仲介手数料
仲介手数料についてですが、新築の場合より中古の方が、仲介手数料無料に出来る物件が圧倒的に少ない事が挙げられます。
仲介手数料を無料に出来るのは営業努力もありますが、中古物件は一般のお客様より依頼を受けている場合が主な為(新築は業者様が売主の場合が多い)、不動産業者には多くの経費が掛かる事になり、仲介手数料を割引く事位で精一杯になってしまします。
・不動産取得税
不動産取得税はその名の通り、不動産を取得すると課せられる税金となります。
不動産取得税は固定資産税評価額を基礎に決められ、その固定資産税評価額を新築物件から段階的に控除率を低くする様(築年が古くなると高くなる)になっている為、築年が浅いほど納める税金は安くなります。
リフォーム費用
中古物件にはリフォーム工事が必要になる場合があります。この点は、購入者様によって、どこまでリフォームするかが問題になる所ではありますが、売主様のリフォーム履歴などをよく勘案して、新生活を気持ちよくスタート出来る様に自分らしいを取り入れながら修繕、リフォームをしたいところです。
内装や設備の劣化を新しいものに取り換える事で、現状の設備の状況、不具合などがないかを調べる事も出来ます。築11年超の物件は設備、クロス等が耐用年数を超えている事が多いので、リフォーム履歴は購入前に売主様へよく確認する事が重要となります。
そのまま入居お住まいになる事も十分出来る物件もありますので、費用と御予算とを照らし合わせて、段階的にリフォームを行い費用を抑えるなど、よく検討して無理のない計画を立てる事も重要です。
また、リフォーム費用は購入時住宅ローンに組み込む事ができます。現在の住宅ローンの金利はかなり有利な金利になっていますので、リフォームを購入時に全て済ませてしまうという選択をされる方も多くいらっしゃいます。
まとめ
固定資産税に関して触れていませんが、購入費用としての違いを説明させていただきました!
固定資産税は、建物が古くなるに連れて安くなっていきますので、築年数の古い中古の方が納める税金は安くなります。
但し新築物件は、購入後最初の課税から3年間、マンションでは5年間軽減税率があります。長期的に考えると、あまり変わらないか若しくは、新築の方がお得になりますので、住居費用まで計画を立てる場合は確認をしておく事をお勧め致します。
また弊社では、物件の価格査定調査(根拠資料をご用意)、売買の斡旋・御紹介をさせていただいております、価格査定・物件の売買仲介なら、ぴースまでお気軽にお問い合わせください。
新築物件・中古物件(中古物件の一部物件を除く)・賃貸物件の仲介手数料無料で御紹介させていただいております、また、ホームページに載っていない物件でもお取り扱い可能ですので、川口市・さいたま市・春日部市で新築・中古物件・賃貸を探すなら、ぴースまでお気軽にお問い合わせください。